お手紙

もし見に来てくれたならと

思って手紙を置いておきます。

 

俺は昨日のやり取りで

言いたくないけど

言わないといけないこと

ある程度は伝えた。

 

俺の度量があるからどーのじゃなくて

好きな人の力になりたい。

理由はそんだけ。

求めてないもんだからしょうがない。

伝わらなくてもしょうがない

俺が言うことじゃないのは承知。

だけど誰が言ってやれんのか。

という命題も含んでる。

 

助けてやりたい

俺って偉いだろ

すごいだろ？

なんてこと1ミリも思ってない。

 

そんな風には見えないだろうけど

それは事実。

 

もう、口も聞きたくないほどに

嫌われるような内容だった。

 

けど、伝えた今は

後は俺ができることは

萌を守ることだけだから。

 

傷つけておいてなんじゃい？

って思うかな。それは仕方ない。

事実、昨日のは劇薬が過ぎた。

 

 

スタンスが変わる。劇的に。

だからこれからは違うんだ。

まあもう遅いか。

昨日のは今までのスタンスに近い接し方だから。

微妙に違いがあるけど。

 

ごめんな。もうその先に

あったと思う。

2人の形。

 

求めてないもんあっても

しょうがないよな。

だけど、萌が求めてるものはあったよ。

 

待たないし

戻ってこないのが

きっと事実。

 

戯言ばかり言ってすまない。

 

だけど理屈じゃないから萌のこと。

 

今日見に来てくれたなら

何かを気にしてなのか

腑に落とすためなのか

それはわからない、もう。

 

居たいし、居てやりたいけど隣に。

何かを言い合うことも

あとは減る一方の段階だから。

伝えた以上ね。

 

もうすぐそこにあると思う。

笑ってるふたりがそこにいるの。

 

隣に誰がいようが

俺はもう俺だから。

 

いない方がいいって不安

解消してやれなくてすまない。

 

ひとりのときはどうしたらいいの？

あの一言、萌の心理だと思うから

きっついこといった。

 

頭撫でていらんだろうけど

頭撫でてるよ。そっと。

 

ひとり感じさせたなら

悪いな。

 

味方だよ。俺は萌の。

伝わらないよな、昨日のじゃ。

 

大阪行ってくる。